2019年06月12日

近況諸々

つい最近、生まれて初めて声楽の個人レッスンを単発で受けました。
音大時代の副科には歌唱の個人レッスンはなく、
ハイドンのオラトリオや、ベートーベンの第九などの合唱練習が、
いわゆる副科に充てられていたと記憶しています。

実力のある声楽の専門家の先生の前で声を出すのは大変緊張しました。
どうも私はテノールに近い声域らしく、高い音に向かって
音域を延ばしていく方向性が向いているらしいです。

なので今後は、音の高さの変化に伴うギア・チェンジを
スムースに移行できるような練習もやってみるつもり。
さらに、ついでにファルセットと実声の境目を
スムースに移行できるようにもなりたいし。
(これは大変難しそうです)

ピアノも、本物のピアニストに
少しだけ教えてもらいました。
手首に力が入りすぎているという
私のピアノ演奏の最大の問題点を
的確に指摘してもらったおかげで、
そのことに気をつけて弾くようになり、
ほんの少しずつですが、脱力できるように
なりつつあるところです。

また、昨年の暮れにこのブログにも書いていた、
ヴィブラフォンの作曲が完了し、
しかもご依頼主のヴィブラフォン奏者の方が、
あっという間にその曲をサロン・コンサートの
プログラムに載せてくださいました。

https://pianissimo-music.jimdo.com/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85/

というわけで、いろいろな方々に支えられていることを
実感している今日この頃なのであります。
posted by kanongigue at 21:16| Comment(0) | 日記

2019年05月11日

響きと流れ 

大磯に移住してから、自分も合唱団に加わることにより、
また、その団以外の場所でも、合唱を愛する人たちとの関わりが
多くなってきました。

特にクラシック系の合唱は、何よりも深く奥行きのある発声の均質性と、
響き合う和音の美しさ(たとえユニゾンでも)を追求します。
アカペラの場合、それは一層顕著になり、一つ一つの音のピッチが、
パート間の音程関係の中であるべき所(周波数)に収まるように
細心の注意を払います。

それはそれで楽しく、響き合う音響の美しさに陶酔する瞬間もあるわけです。
これらは音楽の縦の線を重視する方向と言えるでしょう。

一方、音楽には横の流れ(リズム、旋律)という側面もあるわけで、
音楽の生き生きとした活性は、主にこの側面から生じてきます。
美しい音響だけでは、運動性(今居るところから別のところへと
向かっていこうとする動き)は起こり難いのです。

縦方向の響きと、横方向の節回し、
これらは各々、微妙に異なる要求を満たしたい二者であり、
その双方の折り合いを如何につけていくか・・・、
という点が音楽演奏の難しさであり、面白さでもあると思います。

そして、この両者の摩擦と調和は、
そもそも演奏以前に、作曲や編曲の作業の時からして
既に熾烈に繰り広げられている事柄なのですね。
posted by kanongigue at 22:32| Comment(0) | 日記

2019年04月18日

ちょっと金管

数年前、このブログでもご紹介しました
金管5重奏アレンジの音源が、
諸事情によって聴けない状態になってしまいましので、
改めて載せたいと思います。

今回は混ぜ合わせシリーズ第2弾である
「トトトの歌」と「きらきら星」の
コラボによるアレンジ音源をアップいたします。

<星も踊るよ「トトトの歌」>


これを制作していた頃は、異なる旋律を出会わせ、
混ぜ合わせることに面白みを感じていました。
(DTMによる音源です)
楽譜は「音楽工房 Kanon Und Gigue」が取り扱っておりますので
もしご希望の方がおられましたらメールをお寄せください。

異なる二つのものが出会うところに新鮮な文化が生まれる
というのは、本当だろうと思います。
それぞれの領域の境界線があり、
それらがぶつかり合うところで化学反応が起き、
時にはそれが発展して新しい領域を創っていく。

音楽の歴史も、きっとそんなことを繰り返しているのですね。


posted by kanongigue at 08:33| Comment(0) | 日記